名古屋・愛知の現場を支える|溶接・溶断などに最適な高圧ガス・アセチレンを提供

生産量拡大に対応|液体窒素のCE供給導入と安全対応の事例紹介

2025.08.26

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業界自動車部品メーカー様
施工エリア愛知県半田市
実施内容CE導入に伴う設置計画と法令対応

1.当社が実際に対応した現場事例

当社は愛知・三重・岐阜を中心に、産業ガスを通して、お客様の「精算をより良くする」ための取り組みを大切にしています。

産業ガスの供給を超えて、設備更新、研究開発支援、新しい生産計画など、様々な課題に対応してきた当社の事例をご紹介します。

今回は、【CE導入に必要な設置計画・申請対応】をご紹介します。

2.お客様の課題・背景

お客様の工場では、これまで液体窒素をLGC(液化ガス容器)で供給しておられました。

しかし、生産数の増加に伴い、従来のLGC方式では必要なガス量を十分にまかなえない状況となり、より大容量の供給が可能なCE(コールドエバポレータ)での供給へ切り替える方向で検討が始まりました。

3.当社へのご相談内容

CEの導入には、設備そのものの設置だけでなく、以下のような様々な対応が求められます。

  • 設置場所と周囲建物との距離確保(保安距離)
  • ローリー車(ガス輸送車両)の進入・停車可能な動線の確保
  • 設備からCEまでの⾧距離配管設計
  • 行政への申請・報告に関する対応
  • 定期点検・安全管理体制の構築

これらを一貫して相談できるパートナーとして、当社にご依頼をいただきました。

4.当社の提案内容、サポート内容

まず、CEの最適設置場所の選定にあたって、敷地全体のレイアウトや建物配置を調査。
ローリー車の進入ルートの確保と、保安距離・安全管理基準を満たす位置を検討しました。
次に、設備とCEとの距離が約300mに及ぶという課題に対し、以下のようなルート検討を実施しました。

 ☑ 屋根上・屋根裏空間の現場調査
 ☑ 保温材の選定や配管固定方法の設計
 ☑ 作業時の安全確保とメンテナンス性への配慮

さらに、CEは高圧ガス設備に該当するため、所轄官庁への設置申請や、今後の定期点検計画の作成についてもサポート。
施工計画、配管工事、安全設備、行政手続きまでワンストップで対応しました。

5.成果・お客様の声

約300mにわたる配管工事を含むCE設置工事は無事完了し、現在は安定した液体窒素供給体制が整っています。

CEはLGC運用に比べて、補充回数の削減・ガス切れのリスク低減・保安点検義務により安全管理が徹底されるといった良い効果も見ら
れます。

現在も、法定点検の対応や保安管理面の支援を継続しており、引き続きお客様の生産活動を支えるお手伝いをさせていただいておりま
す。

6.ぜひご相談ください!

当社では産業ガスの製造・販売だけでなく、設備の施工・改修、研究開発のサポートまで、ものづくり現場を支える幅広いご提案を行っています。

「こんな相談をしてもいいのかな」
「どこから検討したらいいかわからない」

そんな段階で最適な方法を見つけるお手伝いいたします。
まずはお気軽にお問合せください。

           
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